田中 公明(タナカ キミアキ)は、日本の経営コンサルタント。所有資格は、日商簿記検定1級・全経簿記検定上級・全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、税理士 簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長。自身のYouTubeチャンネルは登録者10万人を超えている。妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。
フリーランスで年収240万円は高い壁―
この事実を聞いて、あなたはどう考えますか?
恐らく、ほとんどの人は予想より少ないと感じたと思います。
今回は、フリーランス・個人事業主の知られざるお金事情について、
キミアキ先生が自身のチャンネルにて教えてくれました。
フリーランス(個人事業主)で年収240万円超えは全体の10%程度しかいない
世間には自称フリーランスが溢れています。
それもそのはず、今ではクラウドワークスを筆頭に、
気軽にできて、低単価の仕事が多く存在しているからです。
気軽にフリーランスの仕事を請け負って、低賃金で仕事をする。
これにより、低収入フリーランスが量産されています。
その結果、年収240万円を超えるフリーランスは
全体でみるとたった10%にも満たないという事態に陥ってしまいました。
稼げないフリーランス(個人事業主)が陥る、ダメな努力が2つあります
稼げないフリーランスはそもそも、頑張り方を間違っていることが多くあります。
努力をすることは良いことですが、
全世界で3000万部を突破するビジネス書である
「7つの習慣」でも提唱されているように、正しい努力をすることが大切です。
まずはダメな努力について確認しましょう。
安売り
安売りはしてはいけません。
なぜなら、仕事の価値を決めるのはあなただから。
価格を下げることは、
その場で成功しても、最終的に自分の価値を下げる結果が待っています。
いかに現状の価格で売るのかを考えましょう。
それで売る方法を考える努力をしましょう。
長時間営業
長時間営業をしてはいけません。
なぜなら、最終的に自分の身体がボロボロになるだけだから。
目に見える利益は上がるかもしれません。
しかし、時給換算をすると悲惨な結果になってしまうでしょう。
長時間営業をした結果、
時給換算すると数百円になったと嘆いている先輩フリーランスがたくさんいます。
それを反面教師に、
いかに自分の手間を減らせるかを考える努力をしましょう。
フリーランス(個人事業主)で年収240万円の壁を超えるために必要なこと
逆に、フリーランスで10%のエリート層になるために必要な正しい努力を確認しましょう。
ストック収入を増やせ!
フリーランスや個人事業主の収入には2本の柱があります。
・フロー収入 【参考:フロー収入とは】
・ストック収入 【参考:ストック収入とは】
このうち、ストック収入を増やすことがフリーランスのエリートになるためには必要です。
ストック収入とは、要は毎月必ず入ってくるお金ということで、
イメージしやすいのはサブスクリプションビジネスになると思います。
しかし、フリーランスレベルであれば、それを実現するのは難しいため、
仕事を貰える知り合いを増やす、人脈をストックする方法でも良いでしょう。
数は力!顧客開拓を続け、ポートフォリオを作れ!
具体的は、顧客開拓をしていくことが大切です。
フリーランスはあくまでも下請けとして働くことになります。
そのため、下請けで1社に依存する形はとても危険です。
とにかく取引先を増やすことによって、
1社からの仕事が途絶えても生き残れるような戦略をとりましょう。
そうすることで、結果的にポートフォリオのような形になり、
フリーランスの年収が増える結果になるでしょう。
フリーランス(個人事業主)の年収は自分次第!正しい努力をして、年収を上げよう!
フリーランスの年収の現実と、そこから這い上がるための正しい努力についてでした。
正しい努力をすることが、成功を収めるためには大切です。
間違った努力で時間を無駄にしないよう、常日頃から情報収集に努めましょう。
この記事で扱ったキミアキ先生のチャンネルでは、
ビジネスに役立つ様々な役立つ知識を学ぶことが出来ます。
元動画もぜひご覧ください!