読書はするべきです。
でも、読む本のクオリティも大切です。
ライトノベルを読み続けていても、何の教養も得られません。
せっかく時間を費やすのなら、ためになる本を読みましょう。
今回は、高校生が読むべき本について、
ひろゆきさんが自身のチャンネルにて人生に役に立つオススメの本を紹介してくれました。
ひろゆきが語る、高校生の「将来ためになる本」の条件とは?
2ちゃんねるやニコニコ動画などの立ち上げに関わり、
常に時代の最先端を走ってきたひろゆきさんが語るオススメの本の条件は以下の通りです。
・今後10年以上も影響を与える技術や文化に関する話。
・結論に至る経緯と理由に筋が通ってる。
・資料から組み立てられていて、個人の感想を書いてるわけではない。
・一般的な”常識”とは違う結論や発見がある。
・読んでいて面白い。
なかなかハードルが高いですね。
一般的な自己啓発本などのビジネス書は、
ほとんどが一般的な常識論ばかりなのですべて選考漏れしてしまうでしょう。
どんな本がオススメされるのか、とても気になります。
高校生の「将来ためになる本」厳選された2冊はこれだ!
そんなオススメの本選びに厳しい条件を課している
ひろゆきさんが自信を持ってオススメできる本が2冊だけこの世に存在します。
銃・病原菌・鉄
まず、オススメなのが「銃・病原菌・鉄」という本です。
こちらの本については、
以前ひろゆきさんが東洋経済にコラムを掲載した際に大絶賛していました。
ずっと前に『銃・病原菌・鉄』(草思社)という本で読んだのですが、なぜ、数では圧倒的に劣る白人(スペイン人)がインカ帝国を征服できたのかというと、ひと言で言えば、「スペイン人が、東西に長いユーラシア大陸にいたから」だそうです。
ちょっと聞くと、わけがわからないと思いますが、物事って、努力よりも環境や条件の影響が大きいってことです。
【引用元】ひろゆき「人生、努力ではどうにもなりません」ー東洋経済オンライン
要は、個人の力なんて大したことないから、そのときの時流に乗れ!ということです。
確かに、世の中の成功者になぜ成功したのかについて聞くと、
みんな口を揃えて「運が良かった」と答えます。
もちろん運だけで成功している成功者なんてほとんどいません。
それでもなお「運が良かった」という答えが過半数だということは、
そのときの時代の流れに上手く乗れたと自覚している成功者が多いということでしょう。
そういった物事の本質を知ることが出来る本として、
「銃・病原菌・鉄」をオススメしているということでしょう。
コンテナ物語
続いてオススメなのが「コンテナ物語」という本です。
こちらの本についても、
以前ひろゆきさんが自身のブログで大絶賛していました。
例えば、Tシャツを5000枚作りたいと思ったら、ネットで探して、メール書いて、クレカ決済するだけで、世界中で一番安い国に注文を出して、指定の場所まで届けてくれるというのがかなりの精度で実現出来るようになっちゃったのですね。
インターネットの恩恵やゲーム理論的に正直に商売をしたほうが長期的に儲かるって話もありますが、実現の大部分は「コンテナ」の寄与がかなり大きいんですよね。
『コンテナ物語』は、そのうちの輸送コストに関してをきちんと説明してる本です。
【引用元】20年は役に立つ本『コンテナ物語』と先進国の不況の理由ーひろゆき日記@オープンSNS。
海外から商品を輸入する際のコストは国内で宅急便を送るよりも安くなっています。
その大きな原因となったのが、実はコンテナだったという話を深堀りしています。
海外からの輸送費が安くなった結果、
日本の製造業は次々と経営難に陥ってしまいました。
高度経済成長期を支え、日本が先進国となるための原動力となった製造業
それが、コンテナというただの箱に駆逐されたというのがとても衝撃的ですよね。
商売は高品質だから売れるというだけではない、
そんな真実を知れる本だからオススメしているということでしょう。
「将来ためになる本」は高校生の頃に読むからこそ価値がある
ビジネスにおいて、若さは強力な武器です。
武器を身につけるのは早ければ早いほど良いでしょう。
将来ためになる本として、オススメされた
「銃・病原菌・鉄」
「コンテナ物語」
この2冊は共に物事の本質を知ることが出来る貴重な本です。
高校生の頃に読む本を迷っているのなら、
迷わずこの2冊を読んで、将来のためになる教養を身につけましょう。
この記事で扱ったひろゆきさんのチャンネルでは、
時事問題を含め、様々な役立つ知識を学ぶことが出来ます。
元動画もぜひご覧ください!
この記事の内容は1:21:41