大卒という資格は、世間一般では重要視されています。
その証拠に、2019年度の大学進学率は54.67%となっており、
今や日本国民の2人に1人は大学へ進学しています。
【参考】最新(2019年)の大学進学率は54.67%!男女・学科・都道府県別まとめ
今回は、そんな大卒について、
本当に行く意味はあるのか?という視点から、
ホリエモンが自身のチャンネルにて持論を展開してくれました。
大学に行く意味は、大きく分けて2つ
大学に行く意味は、大きく分けて2つあります。
優秀な人、あるいは教授と出会い、知見を広げることができる
1つ目は、
『優秀な人、あるいは教授と出会い、知見を学ぶことが出来る』
大学に行く意味で、もっとも大きな要因がこれでしょう。
いい大学に行けば、一緒に学ぶことになる同窓生には、
少なくとも学力面では優秀な人が揃います。
そして、教授もその分野で論文を書いて、
一定の評価をされているからこそ、その研究を仕事とできています。
そういった優秀な人と直接会って、会話をしたり、意見を交換することにより
自身の知見を広げることができるでしょう。
大卒という学歴を得て、就職予備校として活用できる
2つ目は、
『大卒という学歴を得て、就職予備校として活用できる』
本来なら間違った大学の活用方法ですが、
現代ではこのような結果になってしまっている大学も多くありますね。
確かに大卒しか採用しないような会社が多く存在しているのは事実です。
そういった企業に入社して、働きたいという志があるのなら、
大学に入学し、大卒という資格を得ることは、行く意味としては十分でしょう。
大学に行く意味は、インターネットとSNSの普及により失われた
大学の本来の存在価値を考えるのであれば、
『優秀な人、あるいは教授と出会い、知見を学ぶことが出来る』
これが最も重要なポイントです。
しかしながら、昔と違い、現代ではインターネットが普及しており、
その存在価値は薄くなっているとホリエモンは語ります。
Facebook等のSNSを活用すれば、有名な人と簡単にコンタクトが取れる
今やインターネットの普及により、多くの著名人はSNSサービスに登録し、情報を発信しているため、気軽にメッセージなどによりコンタクトを取ることが可能です。
もちろん、コンタクトを取っても、返信がされないことがあるかもしれません。
しかし、その分野に精通した、専門性のある質問などであれば、
全て無視されるという結果にはならないとのことでした。
大学の存在価値である、
『優秀な人、あるいは教授と出会い、知見を学ぶことが出来る』
これがインターネットやSNSの普及により、損なわれたとホリエモンは語ります。
インターネットを活用すれば、簡単に世界の論文を読むことが出来る
そして、インターネットの普及により、
世界的な論文でさえ、簡単に読むことが出来る世の中になっています。
・CiNii
引用元:【学習】軽い気持ちで学術論文を読もう ――論文検索のすすめ【隙間リサーチ】
日本語文献のみ。英語が苦手なら最初はここから。
・PubMed
医学系なら間違いなくこれ
・Ovid
大学がたくさん契約してれば使い勝手がいい。教育・心理系でよく使う。
こういったサイトを活用することにより、
その分野の専門的な知識にすぐに触れることができます。
さらに、英語が苦手だったとしても、Google翻訳などのサービスを利用することにより、
ある程度の専門知識があれば読めるような環境が整っています。
こういったことから、勉強自体は大学に行く必要がなく、自学自習が可能となりました。
奨学金という名の教育ローンを借りて行くほどの価値はない
そして、大学に行くことになれば、学費がかかります。
一部の国公立大学を除いて、その学費は年間100万円を超える高額なものです。
その結果、大学生の2.7人に1人は奨学金を借りる結果となっています。
奨学金は実質的に教育ローンなので、
多くの人は借金を抱えた状態で社会に出ているという現状です。
それだけのリスクを負ってまで、大学に行く必要はないとホリエモンか語ります。
大学に行く意味をよく考え、本当に自分に必要なのか考え直そう
大学に行く意味についてでした。
大学で学べることはインターネットやSNSで学べるのにもかかわらず、
高い学費を払って大卒の資格を取ることに、どのような意義があるのか。
進学を考えている人は、そういった面をもう一度考え直してみましょう。
一方で、大学に行くことで、自由な時間は手に入ります。
若いころの自由な時間は貴重という側面もあるため、
時間を買うという意識で大学に行くことは選択肢としてはアリです。
学費と、自由な時間を天秤にかけて、自分にとってベストな結論を出しましょう!
この記事で扱ったホリエモンのチャンネルでは、
時事問題を含め、様々な役立つ知識を学ぶことが出来ます。
元動画もぜひご覧ください!
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