田中 公明(タナカ キミアキ)は、日本の経営コンサルタント。所有資格は、日商簿記検定1級・全経簿記検定上級・全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、税理士 簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長。自身のYouTubeチャンネルは登録者10万人を超えている。妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。
勝ち組と聞くと、年収どれくらいを意識しますか?
おそらく、多くの人は年収1,000万円を意識するのではないでしょうか。
実は年収1,000万円というのは勝ち組ではありません。
本当の勝ち組の条件について、
キミアキ先生が自身のチャンネルにて持論を展開してくれました。
勝ち組=年収1,000万円という嘘
年収1,000万円という指標はどこから出てきたのか考えてみましょう。
全体でみると下層の労働者層では勝ち組
日本における労働者の割合は
全体のおよそ96%と、ほとんどの割合を占めています。
【参考】日本は5段階の階級社会に! 下層階級は900万人、衝撃の貧困率38.7%
2020年時点での日本人の平均年収は436万円ですが、
過半数が労働者が占めているため、これはほとんど労働者階層だけの話となっています。
【参考】日本人の平均年収は436万円!10年分の年収推移や割合、男女内訳など徹底調査
確かに労働者のなかでは年収1,000万円という年収は高いほうかもしれません。
しかし、これは年収ピラミッドの下層の話です。
勝ち組になりたければ、経営者層に目を向けろ
日本国内のほとんどの富は経営者層が握っています。
だからこそ、本当の勝ち組を理解するためには、経営者層を見なければいけません。
経営者にフォーカスを当てて、勝ち組について考えてみましょう。
もちろん企業の経営は、難易度がとても高いでしょう。
なぜなら、稼ぐ仕組みを考えなければいけないから。
もし、あなたが明日会社をクビになったとして、すぐに1,000円を稼ぐことは出来ますか?
おそらくほとんどの人は難しいと思います。
この何百、何千倍もの難易度のことに挑戦しているのが経営者です。
本当の勝ち組は、全国に8万社以上の年収4,000万円
国税庁の発表によると、日本で納税申告をしている企業は260万社あります。
そして、年間収益4,000万円を超えている企業は、なんと8万社もあるんです!
つまり、この世の中で8万社、経営者は1人だけではない企業も多くあるため、
人口に換算すると数十万人の人が年収4,000万円超えを達成しているということです。
この事実は知らなかった人も多いと思いますが、
想像していたよりもずっと、勝ち組の人口が多いと感じたのではないでしょうか。
年収の高い勝ち組になるために必要なこと
年収の高い勝ち組になるために必要なことを考えてみましょう。
今の頑張りの延長線上に勝ち組の未来はない
まず理解しなければいけないことは、
労働者として頑張った先に、勝ち組の未来はないということです。
労働者はみんな年収1,000万円を勝ち組だと錯覚しています。
つまり、年収1,000万円を与えておけば、多くの人間は満足するということです。
もっと言うと、終身雇用の建前で、将来に年収が上がるというニンジンをぶら下げるだけで
労働者の多くはそれに向かってラッドレースを勝手に始めるでしょう。
経営者目線で考えると、
それを利用して、なるべくローコストで経営を進めていくのは当然のことですよね。
人からお給料を貰う労働者の立場では
年収4,000万円はおろか、年収1,000万円すら難しく
勝ち組になるのは無理と言っていいでしょう。
楽して儲けるという考えを捨て、自分に『難行苦行』を与えろ
必要なのは時給労働ではなく、自分で稼ぐ力を身につけることです。
・サイト運営
・事業の立ち上げ
・YouTube動画投稿
その手法は何でも良いでしょう。
大切なのは、今後の自分の糧になるような資産性のある労働をすることです。
これは最初は成果が上がらないことが多く、
継続していても成果があがる保証はないため、とても苦しいチャレンジになるでしょう。
こういった自分に『難行苦行』を与える取り組みが、いずれ実を結ぶでしょう。
年収4,000万円の真の勝ち組を目指そう
真の勝ち組についてでした。
せっかく頑張るのであれば、
年収1,000万円という、労働者のなかの勝ち組ではなく、
年収4,000万円の、全体の勝ち組を目指しましょう。
最初は苦しいことも多いですが、
資産性のある労働を続けていけば、いつかチャンスは訪れるでしょう。
大切なのは行動です。
勝ち組の幸せな未来を掴むために、すぐにでも行動を始めましょう!
この記事で扱ったキミアキ先生のチャンネルでは、
ビジネスに役立つ様々な役立つ知識を学ぶことが出来ます。
元動画もぜひご覧ください!