裁判員制度の辞退率の高さが話題になっています。
2009年の裁判員制度開始から10年が経過した2019年時点で
裁判員制度の辞退率は68.6%となっており、実に10人中7人も辞退しているような状態です。
そんな裁判員制度について、ひろゆきさんが切れ味鋭く切り込みました。
ひろゆき『裁判員制度って”やってる感”だけだよね』
ひろゆきさんは裁判員制度のことを『やってる感だけ』とバッサリ切り捨てます。
裁判員制度は地方裁判所でしか採用されていない
そもそも、裁判員制度というのは地方裁判所でしか採用されていません。
地方裁判所は裁判所のなかでも原則として第一審だけを担当している
いわば最初の小手調べのような位置づけになります。
裁判員制度でどんな判決が出ようと、高裁と最高裁でひっくり返せる仕組み
裁判員制度によって、法律による量刑は関係なく、刑罰が定められるようになりました。
裁判員というのは法律の知識があまりない素人が参加するため、
法律に定められた量刑と比べて、大きく乖離した判決となるケースが多く発生します。
しかし、所詮は地方裁判所の判決です。
どのような判決になろうとも、検察と被告人には控訴する権利があります。
そのため、高裁や最高裁に上告することにより、
裁判員制度の判決を無視して、再検討しているケースがほとんどです。
問題視される裁判員制度の『辞退率の高さ』は折り込み済
裁判員制度は、そういった割とどうでもいい扱いの制度のため、
国としても辞退率の高さはあまり問題視していません。
なぜなら、そもそも制度開始時から50%以上あった辞退率を本気で改善しようと取り組んでいたら、
今の辞退率68.6%という事態にはなっていないからです。
そういった背景から、
裁判員制度はやってる感だけのゴミ制度だとひろゆきさんは感じているようでした。
裁判員制度の問題は『国民の無知さ』にある
裁判員制度の本当の問題は、辞退率ではなく国民の無知さにあるといえるでしょう。
地方裁判所だけのどうでも良い扱いとなっている制度に本質的な意味はありません。
そのようなどうでもいいことに目くじらを立てるのではなく、裁判員制度という意味のない制度が継続していることで、国民の貴重な時間が使われていることを注目するべきだと感じます。
この記事で扱ったひろゆきさんのチャンネルでは、
時事問題を含め、様々な役立つ知識を学ぶことが出来ます。
元動画もぜひご覧ください!
この記事の内容は30:54