田中 公明(タナカ キミアキ)は、日本の経営コンサルタント。所有資格は、日商簿記検定1級・全経簿記検定上級・全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、税理士 簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長。自身のYouTubeチャンネルは登録者10万人を超えている。妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。
起業に学歴は必要ないとよく言われます。
これは確かに正しいことなのですが、その真意が誤って世間に伝わっていると、
経営コンサルタントのキミアキ先生は警鐘を鳴らします。
この記事では、そういった謝った認識を正すべく、
起業に学歴はなぜ必要ないのか?について詳しく解説していきます。
『起業に学歴は必要ない』その真意を考える
『起業に学歴は必要ない』その真意を考えていきましょう。
学歴は会社に入るための『資格』の要素が大きい
現在の就活市場において、特に大企業に入るためには一定以上の学歴が必要です。
なぜなら、就活は膨大な数の応募があるため、
企業側が採用段階で『学歴フィルター』によって選考しているからです。
エントリーシートの段階で落とされてしまうのは、ほとんどが学歴が原因と言っていいでしょう。
そのため、大企業に入社するためには、学歴を身に付ける必要があります。
起業なら、当然『学歴』は必要ない
その反面、起業する場合は入社試験がないため『学歴』は必要ありません。
必要なのは自分の力とビジネスセンスだけです。
誰にでもチャンスがある ――
そういった意味で『起業に学歴は関係ない』と言えるでしょう。
起業すると、学歴を得る以上の勉強をする必要がある
しかしながら、起業後は勉強をしなければいけません。
世の中では3年間で9割の起業家が撤退しているという事実があります。
この撤退した起業家のほとんどが、『勉強不足』が原因です。
ビジネスの世界で生き残っているためには、日々の勉強が必須となるでしょう。
ここで学歴がない人の特徴として、
勉強に対して嫌悪感を持ってしまっているということがあります。
そうなると、ビジネスが上手くいかなくなる確率も跳ね上がってしまいます。
100冊の本を抵抗なく読める人なら、『起業に学歴は関係ない』
どれくらいの勉強が必要か?ですが、
一般的には『その分野の専門書を100冊読む』ことが目安になるでしょう。
ここで高学歴の人なら、抵抗なく読める傾向がありますが、
低学歴の人は怖気づいてしまうことが多いということでした。
〇学歴が必要ない ×勉強が必要ない
起業をするときに学歴が必要ないというのは正しいことですが、
勉強が必要ないというのは誤った認識です。
もし、現在学生で起業を志しているのならば、起業するから勉強を放棄するのではなく、勉強する癖をつけておくことが、もしかしたら一番の近道かもしれませんね。
とはいえ、ビジネスに正解はありません。
若ければ、勉強を全くせずに挑戦して、
経験によって社会勉強するのも十分アリな選択だと思います。
学歴や勉強に囚われず、チャレンジを続けることが人生を豊かにするのではないでしょうか。
この記事で扱ったキミアキ先生のチャンネルでは、
ビジネスに役立つ様々な役立つ知識を学ぶことが出来ます。
元動画もぜひご覧ください!