株本 祐己(かぶもと ゆうき)1990年生まれ、ドイツ・ハンブルク出身。早稲田大学卒業。2017年7月にStockSun株式会社を創業。年商10億円(役員報酬7,000万円)
近年のYouTube界隈では企業チャンネルのオウンドメディアとしての役割を期待する声も多く、その動画制作のために数多くのフリーランスがあてがわれ、プチノマドワーカーブームが巻き起こっています。
これによりノマドワーカーが一時的に増え続けている現状がありますが、それは長く持たないとStockSun株式会社代表の株本氏は語りました。
スキルのないノマドワーカーは淘汰される
スキルのないノマドワーカーはいずれ淘汰される運命にあります。
現在の主流は動画編集のフリーランス
前述のとおり、現在はYouTubeが企業チャンネルを作ることがブームとなっているため、動画制作をフリーランスに委託するケースが多くなっています。これにより仕事が潤ったフリーランスが多く存在しているため、結果的にノマドワーカーが多く発生しています。
動画編集というと難しいイメージを持ってしまいがちですが、一般的に画一的なマニュアルが作られていることが多く、動画の素材さえあれば、字幕や効果音などをお手本通りに作ればいいだけのため、スキルがなかったとしても、ある程度のスペックを持ったパソコンを所有していればチャレンジできる環境が整っています。
しかし、この現状は長く持たないと株本氏は語ります。
オウンドメディアが流行した時のライターと全く同じ現象が起きている
なぜなら、この現象は一時期ネット界隈で起きていた、オウンドメディアブームのときの流れと酷似しているという点を挙げました。
オウンドメディアとは、企業は自社のサービスを売るために、そのサービスに関係する情報をまとめたサイトのことを指しています。
オウンドメディア構築のためには、関係する書籍の文字起こしなどの業務が必要となるため、それを請け負う仕事を多くのフリーランスが受託していたという歴史があります。
書籍の文字起こしなどの業務は、会社という場所に縛られずにも出来る仕事のため、結果的にノマドワーカーが世間にありふれる結果となりました。
フリーランスは使い捨てられる運命
しかし、オウンドメディアのブームが過ぎ去った後、それらのライターは一掃されてしまいました。文字起こしという仕事は結局のところ誰でも出来る仕事です。そのため、需要がなくなったことがそのままフリーランスの失職に繋がってしまったといえるでしょう。
このように一時的な世間のブームに乗っかって仕事をしている層は、いずれ淘汰される運命にあるということを株本氏は主張していました。
スキルのないノマドワーカーはスキルを付けるべき
長い目で見ると、ライターや動画編集など、スキルを必要としていない仕事をしているノマドワーカーは、なにかしらスキルを付けることが必要となるでしょう。
例えば、ライターならSEOに関する知識を身につけたり、Webサイト設計について学んだりすることが、今後長く活躍できるスキルに直結してきます。
特にフリーランスというのは、保証がないという一面もあるため、長い人生を視野に入れたスキルを身につけることが必須となります。
今が良いからと油断するのではなく、未来をより安泰とするために努力していきましょう!
この記事で扱った株本祐己さんは『年収チャンネル』というYouTubeチャンネルに出演されています。元動画もぜひご覧ください!
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