田中 公明(タナカ キミアキ)は、日本の経営コンサルタント。所有資格は、日商簿記検定1級・全経簿記検定上級・全商簿記検定1級、税理士 簿記論・財務諸表論
いつの時代も流行しているマルチ商法。有名どころだと『アムウェイ』などの名前を聞いたことあるのではないでしょうか?
マルチ商法では、自己啓発セミナーが開かれており、その参加者を洗脳することで、情報商材を購入させるという手法がとられています。
今回は、そのような自己啓発セミナーに参加しても騙されないために、自己啓発セミナーの洗脳方法についてまとめました。この記事を読んで、予めマルチ商法の洗脳方法をチェックしておきましょう。
洗脳を目的とした自己啓発セミナーの特徴
自己啓発セミナーの洗脳方法は次の3つの手法がとられています。
会場を暗くしている
まず、そういった洗脳を目的とした自己啓発セミナーは、ほとんどの場合で、会場の証明を落とし、暗い雰囲気のなかでセミナーを行っています。
というのも、洗脳というのは、一種の催眠状態に陥らせるのを目的としているからです。
催眠状態に入れるためには、暗い部屋で行うのが最も効率的と言われていますので、そういったセミナーでもそれが取り入れられているということですね!
長時間続けて行い、判断力を低下させる
そして催眠状態に陥らせるために、長時間続けてセミナーを行います。なぜなら、人間の脳というのは割と単純で、疲れた状態だと正常な判断が出来なくなるからです。
こういったマルチ商法は、普通の人間が普通の思考をしていたら、まず加入することはありません。だからこそ、長時間続けて相手を披露させることによって、正常な判断をできなくし、加入させることを狙っていきます。
これは身近なところだと『100マス計算』に通じるものがありますね。
単純な一桁の足し算でさえ、疲労状態だと間違えてしまうのは、誰しもが経験のあることではないでしょうか。
シーンに合わせて音楽を流している
そして、セミナーの内容に合わせて音楽を流して、感情を揺さぶるように仕向けてきます。なぜなら、音楽というのは、感情を揺さぶるのにかなり大きな役割を果たしているからです。
身近なところだと、結婚式などのムービーがわかりやすいですね。感動するムービーはBGMを聞いただけで、なんとなく切ない気持ちになってしまいますよね。
イメージが付きづらい人は、実際に聞いてみるとわかりやすいかもしれません!
自己啓発セミナーで洗脳されないように気を付けよう!
自己啓発セミナーの洗脳方法についてでした。この内容を知っているか知らないかで、マルチ商法に騙されるリスクが大きく変わってきます。
もし自己啓発セミナーに参加することになったら、
・室内の照明 ・セミナー時間 ・BGM
こういったことに注目して、洗脳されそうになっていないかを気を付けましょう。
しかしながら、自己啓発セミナー自体は、『人を洗脳できる』ほどの内容なので質は良いのかもしれません。逆に経験してみて、自分の知見を広げるのに使うのもいいかもしれませんね。
※絶対に勧誘はしないようにしてください!
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