ホリエモン『起業するなら地方M&Aがオススメ』M&Aのプロが語る、事業買収の手法とは?

スポンサードリンク
発信者
発信者

堀江 貴文(ほりえ たかふみ、1972年10月29日 – )は、日本実業家著作家投資家タレントYouTuber。元ライブドア代表取締役社長CEO

起業するためには自分でイチから事業を立ち上げるしかないと思っていませんか?

実は、自分でイチから事業を立ち上げずとも、M&Aという方法を使えば経営者になることができます。さらに地方であれば、ビジネスの競争力も低い傾向があるため、勝ちやすい環境が揃っています。

この記事では、M&Aという事業買収の方法を使って成功するための方法をまとめました。

スポンサードリンク

地方のM&Aに活路がある

起業を考えている人にとって、M&Aという方式も手段として存在しています。M&AはインターネットWebサイトから製造業の工場を運営する企業まで幅広く扱われていますが、そのなかでも近年は特に地方M&Aが魅力的になってきています。

地方は競争力が低い

なぜなら、地方の企業の多くは営利目的で営業していないからです。

東京は人も多く、様々なビジネスパーソンがお互いに切磋琢磨して売上を勝ち取ろうと競争しています。その背景もあり、優秀な人材は東京などの都市圏に流れる一方で、地方経済は縮小の一途をたどっています。

しかし、東京に優秀な人が集まっている現状は、地方には優秀ではない人間ばかりが残されていくという結果に進んでいくため、競争力の低下を引き起こし、人口減少という先行き不透明感はあるものの、地方で事業を営む人にとっては逆にチャンスな状況になったとも言えるでしょう。

ビジネスにおいて、ライバル企業というのは大きなファクターであるため、そのライバル企業が弱い地方では勝ちやすくなるということですね。

経営を入れると企業価値を上げやすい

そして地方の中小企業のほとんどは、「経営」というものを知らず、適当な運営がなされていることが多いのも特徴です。

その場の雰囲気で適当に日々商売をしている企業が多いことから、M&Aで企業を買収後、適切なマネジメントをすることで業績を改善しやすい傾向があります。

もちろん経営を入れるということは簡単なことではないため、M&Aで買収する本人の実力であったり経験も重要になりますが、それらを身に付けたうえで買収に乗り出すのであれば、結果を出しやすい環境が整っているとも考えられますね。

買収予算は300万円以下の企業が多い

M&Aナビの買収予算の調査によると、買収予算300万円以下のM&A案件は9.5%となっており、サラリーマンなどでも手が出せる価格帯の案件が多く存在しているのがポイントです。

この調査は東京などの都市圏を含んだ調査結果なので、地方の場合はもっと多くの企業が300万円以下の安値で取引されていることが推察できます。

もちろん安価で買収されている企業については、既に赤字経営であったり、利益がほとんど出ていない企業がほとんどです。

しかしながら、前述のように自身で経営を入れることが出来れば業績の改善が見込める企業も多く存在しているため、こういった安値の企業の買収を検討することは良い選択肢になるでしょう。

買収後は、業務引継ぎが一番の課題

実際にM&Aで企業を買収した後に問題となるのは、業務の引継ぎです。

特に中小企業の場合はオーナー社長がワンマン経営で成り立っているため、オーナー変更後にガラリとやり方を変えることによって、従業員の反発などを受けてしまうケースも多くあります。

M&Aで経営者が変わるということは、それなりにトラブルが付き物だということも念頭に置いておく必要がありますね。

M&Aは勝ちやすい地方で!

事業を0から立ち上げるというのは大きな労力が必要なので、それらのプロセスを飛ばしていきなり事業に参画できるM&Aというのは非常に魅力的な選択肢ともなるでしょう。

課題もあるM&Aですが、地方に限って言えば競争力が低く、勝ちやすい環境であることは確実です。

いきなり東京などの都会で勝負するのではなく、自分の実力を確かめる意味でも地方M&Aにより成功を目指すことは経営者としての第一歩としては良い選択肢になるかもしれませんね。

動画でも解説しています!

この記事で扱ったホリエモンのチャンネルでは、時事問題を含め、様々な役立つ知識を学ぶことが出来ます。元動画もぜひご覧ください!